インプラント治療に歯科用CTが必要な理由とは?
皆さんこんにちは。
大井町駅から徒歩8分、西大井駅から徒歩11分。光学通り沿いの歯医者「Bcデンタルオフィス」です。
インプラント治療では、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根を埋め込みます。
この外科手術を的確に行うために欠かせないのが「歯科用CT」による検査です。
歯科用CTと従来のレントゲンの違いをかんたんに言うと、「2D」か「3D」か。
つまり歯科用CTは顎や歯を立体的(3D)に映し出すため、従来の平面的(2D)なレントゲンに比べて格段に多くの情報を得られるのです。
そこで今日は、インプラントの必須検査「歯科用CT」によって、どんなことがわかるのかを解説していきましょう!
顎の骨の厚みや骨密度がわかる
インプラント治療を行うには、顎の骨が人工歯根を支えられるだけの厚みがあるか、骨がスカスカではないかといったことを調べる必要があります。
歯科用CTは、あらゆる角度から顎の骨の形状や厚みを確認することができ、さらに骨密度までわかります。
そのためインプラント治療の可否を的確に診断することができます。
血管や神経の位置関係がわかる
顎の中には太い血管や神経が通っています。
とくに下顎に人工歯根を埋入する際には、これらを傷つけないために事前に顎の内部の状態を把握しておく必要があります。
歯科用CTであれば、従来の平面的なレントゲンではわからなかった血管・神経の位置関係を立体的に把握することができ、安全性の高い治療につながります。
顎の上の空洞の位置がわかる
上顎にインプラントを入れる場合、下顎とはまた別のリスクがあります。
それは、「上顎洞(じょうがくどう)」と呼ばれる副鼻腔の空洞にインプラントが貫き抜けてしまうことです。
こうなると、インプラントを支えられないだけでなく、上顎洞の炎症を引き起こす可能性もあります。
歯科用CTは上顎洞の位置や上顎からの距離をしっかり確認できるため、このような事故の防止につながります。
まとめ
歯科用CTによる情報があるからこそ、インプラントの適切な埋入位置や深さ、角度を決めることができるのです。
これにより外科手術に伴うリスクを大幅に軽減し、安全性の高い治療が可能になります。
逆に、歯科用CT検査なしのインプラント治療は、どんなに名医であっても非常にリスクが高いといえるでしょう。
品川区大井のBcデンタルオフィスでは、経験豊富な歯科医師が歯科用CTを用いて高水準のインプラント治療を行っています。
当院のインプラント治療は、インプラントの生みの親であるブローネマルク教授の援助のもと日本で設立された「ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター」にて、10年以上勤務した院長が治療を担当します。
患者さんが質の高いインプラント治療でご満足いただけるように、時間をかけて細かく検査や説明を行い、長くお使いいただくことをめざして、世界基準の治療やメンテナンスを行っていますので、どんなことでもご相談ください。